look

pass

2023 vol.6

一人暮らしの女性から譲り受けた昭和の家とその周りでの撮影。家具や食器はそのまま受け継ぎ前人の面影を残しながらも今の主人へと馴染んでいく。
このあたりの風景も同様に懐かしい気持ちにさせる。洋服もそうして歴史を重ねられるものとしての願いを込めて。

konzai

2023 vol.5

埼玉県入間市にある細芳織物工場での撮影。大正10年、100年以上も前から現在も稼働している織機の佇まいに圧倒されて。
木、鉄、ねじ、電気、糸、布、光、闇、人、時間…様々なものが入り組んでいる。混在している。

model by abe chiho

korigashi

2023 vol.4

ひんやりとした印象の白い肌に目の醒める、色彩や大柄の布を。氷菓子のように溶けて消える儚さの中にも意志の強さを。

model by abe chiho

sou

2023 vol.3

梅雨の晴れ間に入間市宮寺あたりの田園と森で撮影。強くて明るい太陽が光を射す。植物たちは雨に濡れ生き生きと輝いている。インパクトのある柄の布がそんな風景に混ざり溶け込む夏の作品。

koto

2023 vol.2

扇町屋にある実家での撮影。さまざまな模様の入った型板ガラスが多く見られる昭和の家。ガラスの模様には銀河、夜空、つばめなどの名前がありその中の古都という模様からそのlook名としました。

abacus

2023 vol.1

埼玉県入間市の旧黒須銀行での撮影。100年以上前に建てられた和と洋を混ぜたような明治の建築様式とその経年美に惹かれて。当時の銀行に由縁のあるそろばんからアバカスという名前のlookとしました。

photo by nakamura tamana