服づくり

アジアや西洋の雰囲気をまぜたり
古い布と新しい布を合わせたり
どこかnostalgicで物語を感じさせるような
designを心がけています

中川洋品店は娘の誕生を機に洋裁を始めました。1枚の服を大切に着続けてほしいという思いで、今も変わらず自宅で洋服を手作りしています。2022年に小さな店を開業。それまで当たり前だった通販と受注をおわりにして、作りたい品ものを手渡しで届けられるようになりました。各地の出展での出会いからお店に見に来てくれる人まで、縁でつながっています。そして洋服に留まらない “洋品店” を目指します。

中川智美

nostalgic

例えば地図だったり、例えば年表だったり、そういうものに引かれた黒い境界線を指でこすって滲ませてしまったら、地域や時代の境界が曖昧になってもっともっと世界は楽しくなるのに。なんて妄想を幼い頃にした事があります。中川洋品店さんの洋服はまさにそんなイメージで、時代や国籍を飛び越えたお伽話の世界みたいな洋服です。

西洋的でエスニックで牧歌的でロマンチックでモダンでノスタルジックで、でもそれらの物語がちゃんと”今”の”この国”の感性で紡がれている。そんな感じ。
もっと世界は楽しくなるのに、な妄想が洋服になったら、もっと洋服は楽しくなりました。素敵な物語を、じっくり紐解いてみて下さいね!

TOCA by lifart…
西牧隆行

2025.3
店内で洋品店イベント

昨年6月のおひろめ日ぶりとなる店での催し物、通称ワンフェスを3月に開催。初心に戻って服をつくり、離れの試着室もこの日からスタート

2025.4
12箇所を巡る全国ツアー

西は神戸、北は青森。新潟・長野・滋賀・福島など今年は初場所&最多出展。いろんな人との出会いが、制作意欲を掻き立てられる年になる